伊佐早 美也子さん
知念先生はじめ富士アカデミーの先生方、富士の卒業生で通訳案内士の資格をとるように私に勧めて下さった方々、今までのサポートに感謝の気持ちで一杯です。本当に有り難うございました。
私は大学で英語を専攻して卒業してからは通信系の会社でしばらく働いていましたが、自分で考えていたほど仕事で英語も使わずどちらかというと単調な仕事にかなりがっかりしていました。大学の友達は半分以上が帰国子女で英語も流暢にこなし、外資系の金融機関で働いたり通訳をしたりしてそれこそ今のキャリアウーマンのはしりでした。友達と自分のギャップを悲観しながら会社に通う毎日でした。しばらくして結婚して主人の海外転勤でニューヨークに引っ越し足掛け7年を過ごし子供もあちらで生まれました。この時期は週に1回のプライベート英語レッスンを受け他にはジャズダンス、バレエ、ゴルフなどをたしなむ典型的な駐在員のマダムに留まり、NYUやColumbiaなどの優秀大学の語学学校に通ったりせずに終わってしまったのが後になって非常に残念でなりませんでした。ニューヨークから日本に帰り、息子もやっと有名幼稚園に入れてほっとしたと思ったところ今度はフランクフルトへの転勤が決まり、息子もまだ日本語がたどたどしいままドイツへ渡りました。
主人が是非行きたいというのでギリシャへ旅行した時の事です。アテネの市内観光で現地のギリシャ人の麗しいマダムがガイドとして案内して下さいました。すべて日本語で説明して下さり、パンテオンなどはスカートにハイヒールなのにあの坂道もするする登り一つも滞ることなく優雅に案内して下さったのでした。私はなんて素敵なマダムなんだろうとそれはそれは感激してしまいました。そしてこの時自分もこのように通訳案内士になれたらいいなぁと強く感じたのでした。
フランクフルトでは精一杯ドイツ語を勉強しました。(ニューヨークでの反省もあり、その地で学べるものは学んでおこうと思いました。)さて4年くらいすると今度はロンドンに転勤が決まり、ロンドンに引っ越しました。ロンドン、イギリスは最初から私を魅了する場所で何かも昔から知っていた故郷のような場所でした。ロンドンではドイツ語を続ける一方、毎週のように英語の日帰りツアーに参加したり、レクチャーを受けたりして英語人となるべく英語で過ごすようにしていました。ロンドンの博物館、美術館では館がガイドツアーをして下さるのでよくそういうツアーに参加しました。
こうして海外にいる間にすでにガイドが私にとってすぐ眼の前にある存在で目標であったのです。
日本に帰ってきてから、富士の卒業生の方々と知り合い富士を勧めて頂きすぐに入学することにしました。
英語の1次試験は其々が勉強を始める時点でのレベルの違いがあるので人によって勉強方法も違うと思います。
初めて英語を本格的に勉強する方は少しづつから始めるのがよいでしょう。
本番の試験は量が多く時間も足りないくらいになってしまうのでまず一番最初にアルファベットを目で追っていく作業?に慣れる事が大切です。それから英文をどのくらい早く読みこなせるか。理解できるか。そしてどのくらい早く日本語に訳せるか。日本語をどのくらい早く英語に訳せるか。日本的事象の英語訳は試験の前に知念先生に頂き1週間くらいで全部覚えましたが試験は全部そこからでました。
英語に関しては富士の教材で勉強して繰り返し復習しました。試験直前には一通り全部再度復習して覚えた事は必ず頭の中に入っているかを確認しました。富士の教材は素晴らしくてもうこれされ勉強していれば試験はグー。ただしつこく書いていますが、人によって英語のレベルも違いますし、英語をこなすスピードも違いますので自分で考えながら準備してください。英語の試験に合格された方はそれはそれは一生懸命勉強しています。むだな話をする時間があったらただひたすら勉強して下さい。
社会科科目はひたすら暗記する事が大切です。
かなり時間がかかりますので以外とあなどれない科目です。
2次面接試験は富士で頂いたテキストまんべんなく読んで暗記しました。
私の場合は1次から2次までの間個人的に忙しく10月の中旬から11月に集中的にテキストを丸暗記してしまいました。
先輩の2次レポートは大変参考になりました。
2次面接の話を少し。
面接の前は待合室が変わったりして実際の面接が始まるまでかなり待たされました。そのせいか最初はどうしようどうしようと緊張と不安で一杯でしたが、待っているうちに眠気が差してきて面接の前は妙に落ち着いていました。
部屋に入ると教室の奥の方に面接官が2人。
1人はイギリス人の初老の紳士。もう1人は50代の日本人女性。
1.まず自己紹介。
多分自己紹介だけでよいのでしょうが、ここで今まで自分がどうやって英語を勉強してきたかとかなぜガイドになりたいのかとかをこちらから先に話してしまった方が良いかもしれません。
私の場合一番最初の質問が
"Your English?"
だけでしたので一瞬戸惑って何を答えていいか迷いましたが、そこで自分の英語歴を話すべきでした。
2.七夕について説明して下さい。
3.この頃外国人訪日観光客数が日本人海外旅行客数よりかなり少ないがなぜですか?
4.日本人は1週間しか夏休みを取らないのはなぜですか?
皆さんはどう思われますか?
こういう問題は意外と時事的だったりもするのでやはりテキストをよく読んで一般的な答えを覚えておくべきだと思います。
面接試験もどんな問題がでるかわからないのであなどれないです。
一般の英会話ができても内容的に知識がないととっさには答えられません。テキストは何回も読んで覚えたほうが良いでしょう。英会話ができない方はテキストを暗記したりするだけでもそれはそれで大丈夫なのです。
今から試験勉強を始める方は余裕を持って勉強する事をお勧めします。
社会科科目は其々に広範囲で暗記することも多く時間がかかりますので1年間くらいかけて勉強する事をお勧めします。ですから、最初の1年で社会科科目を取って、2年目には英語に集中して勉強する。英語の勉強は時間がかかりますのでやはり1年かけた方が楽でしょう。英語は最初からテキストを読んだりして2次面接試験の勉強も並行して始めると1次の英作文にも役に立ちますし2次面接で余裕を持ってのぞむことができます。
合格された方は皆さんものすごーく勉強していらして、やはりわき目も振らず勉強漬けの毎日だったようです。
試験の前には試験の傾向や前年の合格者の事が気になってくるとは思いますが、実際試験の合否は自分がどれだけ集中して勉強するかによるのでまわりの人の噂話や言葉に振り回されず自分自身のペースを作り、自分の勉強をしっかりして下さい。