成岡 貴子さん
通訳ガイド試験の存在を知りチャレンジしようと決めたのは2008年1月でした。
その時は仕事やプライベートで将来の方向性について迷っていて、そんな時に知人から「語学学習が好きなら、一生できる仕事として通訳ガイド試験にトライしてみれば」と勧められたのがきっかけです。何でも決めたら直ぐに行動に起こしたいタイプで確か翌日にJGAオフィスへ参考書を買いに行きました。
当初は独学で受験しようと思い、電車やカフェで参考書をペラペラ眺めながら勉強をスタートしました。ところが全然頭に入らず「これは効率が悪い!」と気付き、ガイド試験合格のためのスクールを探しました。複数あるなかで、校風と卒業生のコメントをみて直感的に「富士アカデミーがいい!」と即決しました。そして結果的に大正解でした!
<単熟語集/時事単語集>
単語の得点配分は大きいので、富士の「単熟語集」、「時事単語集」にある単語を一つでも多く覚えておいたほうがいと思います。私のやり方は、「単熟語集」、「時事単語集」から覚えられない単語をピックアップして単語帳をつくりました。単語帳も慣れてくると順番で覚えてしまうので、たまに全体をシャッフルして使っていました。
<精読用英文>
英語だけでなく、日本語の語彙の少なさも問題の私にとって、富士の精読用英文はレベルが高く、宿題を仕上げるのにかなりの時間を要しました。授業中の答え合わせでは自分のトンチンカンな訳に情けなくなることも多く、「あー、先は長いな。。」と思っていました。 ですが、この精読用英文は本試験より難しくできています。ですので、富士の精読用英文で"諦めずに何とか訳すクセ"をつけておけば、本試験が楽に感じると思います。
<模擬試験>
きちんと宿題をし授業にも出席している、それでも実際に自分に力がついているのか分からなく不安になるかと思います。富士アカデミーで実施される2回の模擬試験は自分の今の実力を把握するのに非常に役立ちました。
この結果によって、合格ラインに達していない科目、ギリギリの科目に重点を置けますし、加えて、粗品贈呈などのおまけもヤル気につながります(笑)
社会科の範囲を知った時はその膨大な量に焦り、 「こんなの無理!」が第一声でした。その後、合格者の体験談を読むにつれて、ほとんどの皆さんが当初同じような感想をもたれていたことが分かり、先ずはやってみようという気になりました。
<地理>
地理白地図帳にある世界遺産、国立・国定公園は全て書き出して暗記しました。国定公園は数が多いのに加え、覚えにくい長い名前が多く、一見大変そうですが、書き出してみると意外に覚えられました。あとはメジャーな山、川、温泉地、それと「日本三大○○」で知られている場所もチェックしたほうがいいと思います。また旅行会社のパンフレットはカラーで見やすく、各地の名産物や伝統工芸品を知るために活用しました。
<歴史>
手広く勉強するより山川の教科書で十分だと思います。過去問題をみても大体が山川の教科書のどこかに書かれていることばかりです。机上の勉強に疲れた場合は、気分転換をかねて都内の観光スポットを散策してみるのもアイディアかと思います。私は自宅から近い谷中や上野周辺をよく散歩しながら江戸時代を想像したりしました。そうすることで勉強が楽しくなり自然に「もっと知りたい」という興味が湧いて勉強も捗る筈です。
<一般常識>
新聞、TV,雑誌、インターネットなどで旬な話題をチェックしました。
私は木曜午後、グラスバーガー先生の2次対策に通いました。使用するプリント教材は最新の話題が多く、実際にガイドの仕事をした時に直ぐに役立つ内容ばかりだと思います。私の場合、一次試験に向けて勉強していた時は旬の話題についていく余裕がありませんでした。なので、2次対策クラスへは早くから参加しておくことをお勧めします。また、グラスバーガー先生は、文法的なミスはもちろん、発音、話し方、表情、文章の組立てなど、丁寧に何回も指導してくださいます。それにユーモアが加わり明るく楽しいクラスで笑いが絶えませんでした。
2次直前対策クラスは、先生・生徒とも真剣勝負で、本番さながらのシチュエーションで練習します。約10分間の予行練習の後は、パフォーマンスへの詳細なFeedbackをもらえます。ここで場慣れしておけば、自信をもって本番に臨めると思います。
試験に向けて勉強されている時はやることが沢山ありすぎて圧倒されてしまうかもしれません。もし全く時間の取れなかった日は、ベットの中で英単語一つ、国立公園の名前一つでも覚えるようにして、昨日の自分と比べて今日の自分の知識が増えるようにすればいいと思います。自分を信じ続けコツコツと知識を増やしていけば必ず合格できます!