通訳ガイド当校合格者倉持 和歌子さん
2010年度通訳ガイド試験当校合格者

<自己紹介>

私は大学院で通訳・翻訳分野を専攻し、修了後は通訳者・翻訳者として働きたいという希望を持っていました。しかし、就職活動を始めるうちに、十分な社会経験がないまま、通訳者・翻訳者として登録をしたり、活躍することは難しいということを痛感しました。そのような折、親戚より通訳案内士の資格取得を勧められました。
どの様な資格か調べをすすめ、元々通訳・翻訳の研究を通し、ユニークな日本文化の特質を英語でどう表現するかを追究してきた自分には、まさに理想的な資格であると自覚するようになりました。そして、ぜひこの資格を取得し、案内士として働きたいと思い始めました。 富士通訳アカデミーは、説明会に伺った時、知念先生、そして卒業生が沢山の時間を割いて丁寧に説明して下さったことが非常に印象に残り、入学することを決めました。

1.1次試験英語対策

私が入学してから1次試験まではわずか5か月弱しかありませんでしたので、とにかく英語に関してはできる限り丸暗記を心がけました。4月生・12月生用の単語は、単熟語集・時事単語集ともに範囲が異なりましたが、どちらも暗記するよう心がけました。また精読用英文は、英文のプリント訳が予習となっていて、知念先生が左側に英文、右側に日本文を書くと最も良いとご助言をくださったので、毎回その方法で授業の予習をしました。小テストの英作文は最初は適切な英単語が使えず、落ち込むことも多かったですが、ネイティブの先生の的確な添削が、最後まで学習にとても役立ちました。模擬試験は、問題が難しいだけでなく、量も相当あったので、毎回かなり大変でしたが、このような機会があったことで、本番の2時間の試験にも十分耐えられる集中力がついたと思います。さらに模擬試験の際の、知念先生のご丁寧な解説、ネイティブの先生の厳しくも有難い添削のお陰で、短期間に多くを習得することができました。
振り返ってみると、何か特別難しいことをした記憶はなく、毎回予習、復習を繰り返したこと、単語を覚えられるだけ、覚えるよう努めたことが良かったと思います。

2.1次試験社会科対策

まず地理は、国立・国定公園を覚えることから始めました。膨大な量でしたので、覚えるまで白地図帳とテキストを何度も繰り返しやりました。さらに、テキスト以外で頂いた、温泉、地方の特産物等の書かれているプリントも何回も勉強しました。特に温泉は覚えるのが難しかったので、試験直前の休み時間も必死に見直しましたが、試験でちょうど温泉の問題が沢山出たので、何度もやってよかったと、あとで実感しました。
歴史は、学生時代に日本史を選択し、また好きな科目でもあったので、比較的楽しく覚えることができました。
富士アカデミーでは、山川の教科書に沿って、先生が時代ごとに出題される頻度を詳しく分類して、プリントにして下さったのがとても役立ちました。全て教科書を覚えることは不可能でしたので、最重要・重要と書かれた場所だけでも覚えようと心がけ、空き時間に他の箇所を勉強するようにしました。
一般常識はまず、プリントの経済統計データを覚えることに時間をとりました。次に、テキストの巻末にあった過去問を全て解き、試験で出題される可能性のある分野(環境・政治問題等)に着目し、インターネットで深くその問題を調べたり、新聞で関わりのある最新情報を集めたりしました。
三科目とも、私の覚えられる量は限られましたが、頂いたプリントに沿って勉強することが大切であると感じました。

3.2次試験対策

私は1次と同時並行で2次対策のコースに週一回参加し始めました。
最初は何を答えてよいのか全くわかりませんでしたが、クラスメートの答えをよく聞くようにし、また毎回のプリントの予習を続けるうちに、だんだん答えられるようになりました。三人の国籍の異なる先生の授業を順番に取り、色々な英語に触れ、耳を慣らすようにしました。
1次試験が終了した後の9月には、合格しているのか全く分かりませんでしたが、少し時間に余裕ができたこともあり、鎌倉、日光、京都、奈良の研修全てに参加し、2次試験で試験官が質問をするであろう要点を押さえました。
また2次対策のクラスでは、テキストをなるべく暗記できるように、一回の授業につき、三回声に出して予習をするよう努めました。授業で毎回つけられる評価表を確認し、その度にどの分野が改善し、一方でどの分野を改善するべきか考察しました。1次試験に合格した後の、2次までの最後の三週間も、週に3~4回セミプライベートのクラスに参加し、残りの日は復習にあて、試験に備えました。 富士の2次対策では、沢山のネイティブの先生にご助言を頂き、どの様な試験官に出会っても、的確な答えができるよう、教えて頂けたことが、試験での自信につながったと思います。

4.これから受験される方へのアドバイス

とにかく、富士アカデミーの知念先生、2次対策のネイティブの先生の言われた通りに全てを実行することが、合格につながると思います。また、私も説明会で聞いたことなのですが、楽しんで勉強することが大切だと思います。
私は決して器用ではありませんが、諦めず最後まで取り組んだことがよかったと考えます。
さらに知念先生に言われたことですが、試験会場の見学は大切であると思います。特に1次の試験会場は駅から離れており、当日は頭が最後の見直しのことで精一杯であったので、見学にいっておいてよかったと感じました。

5.富士のよかったところ

(1)知念先生の英語の訳がとても丁寧で、文法、単語も詳しく教えて頂けること。
(2)知念先生、ネイティブの先生、鈴木さん、田畑さんを始めとする事務局の方々全員の方が、皆明るく、優しく、合格につながる温かい言葉をかけて下さること。
(3)2次対策の前に研修があり、寺社の特色が学べること。
(4)厳選されたネイティブの先生がいて、的確な助言が得られること。
(5)親切なクラスメートの皆さんと、情報交換ができること。
(6)振り替えが自由にできるので、無理なく学習ができること、等沢山あります!


富士アカデミーの皆様のお陰で、合格ができました。本当にありがとうございました。