英語は中学1年の時に学校で初めて勉強しました。文字や音や文の構造が日本語と違うのにとても興味を持ち、また英語圏の文化にあこがれ、最初から英語の勉強がとても楽しかったことを覚えています。今までの勉強・経験で英語力向上で役に立ったのは、学校の勉強(基礎力)、NHKのラジオ講座(リスニング力)、大学受験勉強(単語力、文法力、読解力)、英会話学校(会話力)、資格試験の勉強(英検―スピーキング力、TOEIC―リスニング力)、通算約一年半の海外生活(英語の総合力+日本文化を英語で紹介する経験)、高校生に対する英語の受験指導(単語力、文法力、読解力)だと思います。
ガイド試験受験の動機ですが、2001年の終わりに英検1級に合格し、新しい目標をさがしていた2002年3月のことです。インターネットでいろいろ調べていた時に、ガイド試験の事を知り、仕事にもつながる国家資格のようなので受けてみよう、と思いました。海外に何度か旅行に行った時に、現地のガイドの方々にいろいろお世話になったことを思い出し、日本に来た観光客に楽しい旅をしていただくお手伝いが出来る仕事に魅力を感じたのです。それから、インターネットで学校を検索したところ、アットホームな雰囲気で、1次〜3次試験まで合格に必要な勉強ができるしっかりしたカリキュラムで、都心にあるため家から1時間以内で通え(千葉県民なので)、費用が手ごろでしかも給付金が使える、というように4拍子(?)そろった学校を見つけました。そこが富士アカデミーでした。
学校が薦める勉強法を心がけました。精読用英文はノートに和訳。単熟語集は70点以上を目標に通勤電車の中で暗記。景品をもらえるのが励みになりました。小テストは集中して解き、解説を聞いた後、帰りの電車の中ですぐ復習。模試では時間配分に注意しながら解き、また、解説をよく聞く。1度目の模試で、上位者リストにもう少しで載る成績だったので、2度目はもっとがんばろうと思って勉強し、名前が載る成績に達しました。時事単語は配点が高いと聞いたので、1次試験直前は、通勤電車の中でなるべく見るようにしました。
知念先生の解説はとてもわかりやすく、また、教材も試験に直結するものばかりで、とても効率よく勉強を進めることが出来たと思います。ただ、木曜夜間クラスで申し込んだものの、仕事の都合で木曜日はどうしても通えず、ほとんど他の曜日に振り替えて受講していたので、精読用英文が当たることがなかったのが、残念(当たると思うともっと緊張感をもって予習に取り組んだと思うので)でした。
3月に入学手続きをしてすぐに、無料の2次セミナーがあるというので参加しました。スピーキングテストは、英検受験の際にとても苦労したので、今回は早めに対策を立てよう、と思いました。振り返ってみると、この春のセミナーに参加したのがとてもよかったです。2次試験がどういう形式なのか、何を勉強したらいいのか、どういう心構えが必要なのか、というのをDuffy先生が実践的に教えてくださり、試験までの6ヶ月間に何をしたらいいか、というのが具体的にイメージできました。
「日本を語る」のテキストは2次対策向けによいということで、さっそくテープを購入しました。2次対策セミナーの前はその日にやる課を聴き、1次対策の毎週の授業の前には小テストに出る課のテープを聴き、また、7月の1次試験が終わった後は、まだ聴いていなかった課を少しずつ聴くというように利用しました。テープを聴く際は、ただ聴くだけでなく、自分も声に出して言ってみるようにしましたが、これはとても効果があるのでお勧めします。
夏の2次対策は前半・後半とも参加しました。8月後半のセミナーは、いよいよ試験が近いということで、他の受講生もとても真剣で、圧倒されつつもいい刺激になりました。特に感じたのは、日本についての幅広い質問に答えられるような勉強が必要だということです。模擬インタビューの際、自分の知っていることについては自信を持って話ができるのに、知らないことだとパニックして、ほとんど答えられない、ということを実感しました。広く浅くでいいと思うので、何を聞かれてもとりあえず話の糸口を見つけられるようにしたいと思った時に、2次対策テキストの一問一答が役立ちました。
9月に入ってから毎日、通勤時間などを利用して、一問一答を、1つの項目を3回ずつ読んでから次の項目に進むというやり方でやっていきました。テキストの説明は少し難しく思えるものもあり、暗記するのではなく、内容を頭に入れた上で、本番では自分の言葉でシンプルに答えられればいい、と思って勉強しました。おかげで、たいていの質問に何らかの答えができるだろう、という自信がついたと思います。2次対策テキストの合格者レポートのほうも一通り目を通し、とても参考になりました。また、2次対策セミナーでメモしたノートを読み直したり、「日本を語る」のテープを繰り返し聴いたりして試験に臨みました。
参考書としてほかに役に立ったのが、たまたま家にあった『日本文化を英語で紹介する事典』です。内容は一問一答と同じように、日本に関するさまざまな事柄の解説ですが、対訳になっているので、自分にとってあまりなじみのない項目に関しては、まず日本語を読んで内容を頭に入れたあとで英語の説明を確認する、という使い方ができて便利でした。また、本番のトピックの1つが時事的なことに関しての質問だったので、普段から新聞やテレビのニュースに気をつけていたのもよかったと思います。(3次試験対策としてやっていたので、英語ではなかったのですが。)
2次試験対策も、一人ではとてもできなかったと思うので、セミナーやテキストが本当に役に立ちました。テキストは、中身だけでなく、冒頭の「はじめに」と「心構え」もすべて読み、とても参考になりました。特に、「人物考査〜」の4にある2つの対処法はまさにそのとおりでした。場数を踏み、しっかり準備することで、自信を持って面接試験に臨むことができました。おかげで、準備していなかった質問に対しても、その場で考えて落ち着いて答えることができたと思います。Be
cheerful! Be dynamic! Be confident!2次セミナーでDuffy 先生に頂いたアドバイスでした。本当にありがとうございました。
3月の入学説明会の時に、3次試験の内容を知りました。学生時代大の苦手だった地理と歴史、そして一般常識と聞いてとても心配でした。とりあえず、合格者の方がおっしゃっていたように、新聞やテレビのニュースに、今のうちから注目しておこう、と思いました。
その他の対策は、2次試験が終わってから始めました。3次対策セミナーは曜日が合わなかったため、すべてテープ受講にしました。国立公園が頻出と聞いて、まず覚えました。当日の試験直前にも国立公園を復習したところ、30点分も出題されて本当に幸運でした。また、通勤電車の中で日本の歴史を一通り見直したり、3次試験対策テキストを家でまとまった時間をつかってできるだけ目を通し、模擬試験を解いてみたりしました。
3次試験対策はなかなか思うようにはかどらず、当日も本当に気が進まなかったのですが、全部できる必要はない、3分の2解ければいいのだから受けるだけ受けてみよう、と自分に言い聞かせて試験場に向かいました。試験中はとにかく集中して、思い出せるものは1つでも思い出して解答欄を埋めるようにしました。試験が終わり、合格点を取れたかどうか自信がなかったので、合格通知を手にしたときは、ほっとするとともに、受けに行ってよかった、としみじみと思いました。最後まであきらめてはいけないものですね。
3次試験も、時間がほとんどない中、これ一冊やればOKという3次対策テキストはとても心強かったです。どうもありがとうございました。
富士アカデミーの講座とテキストは、試験対策に必要十分なものが盛り込まれていると思います。勉強を進めていく中で、自分の苦手なものが分かったら、それを克服すべく一つ一つステップを踏んでいけば、きっとうまくいくと思うのでがんばってください。
- アットホームな雰囲気(私が感じたのは、知念先生の説明が、丁寧でわかりやすく、口調もやわらかで和やかな雰囲気で授業が受けられること、また折に触れて、いろいろな励ましのメッセージを下さること(特に文章だと何度も読み返せる)、それから、Duffy先生の2次対策も明るい雰囲気で、受講生同士が気軽に話ができるようになることです。)
- 1次〜3次試験まで合格に必要な勉強ができるしっかりしたカリキュラムとテキスト
申し込みをしてすぐに、一年分のスケジュール(日程と、小テストの細かい範囲)を頂いて感動しました。2次試験、3次試験の前は、特に追加料金を払うことなく、その対策に集中できるのも魅力です。
- 都心にあって立地条件がよい。
- 費用が手ごろ(以前英会話学校に通っていた時の半分の金額)。
- 週1日、週2日、通信講座から選べる。また、振替受講、テープ受講ができる。
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