通訳ガイド試験合格者体験談-富士通訳ガイドアカデミー
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2002年11月開講受講生
2003年度通訳ガイド試験当校合格者

舟木  祥子さん

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自己紹介

ガイド試験を目指していらっしゃる方の多くと同じように、私も小さい頃から英語が好きで、英語を使った仕事がしたい、英語圏に住んでみたいという思いが漠然とありました。高校時代に留学したいと思っていたのですが、大学受験のため、勉強に追われ、大学に入ったら入ったで、なかなか留学費用も貯まらず、そうこうしているうちに、大学3年から仕事を始めたので、留学という夢も英語を使う仕事という夢もいつしかなくなっていました。仕事をしていくなかで、外国の方と接する機会があり、自分だけが、英語を話せないために、会話に入っていけない、そういう時期が半年ほど続きました。また、駅で外国の方に切符の買い方を尋ねられても、なんと言っていいかわからず、小銭=coinすら思い浮かばず、情けなく、悔しい思いをすることが重なり、こんなはずじゃない、このままでは負け犬だと一念発起したのが、1999年、5年前です。その後とにかくまずは自分でできることから始めようと文法書を見直したり、ラジオ英会話を聞いたりして勉強し、必ず近いうちに留学してみせる、と本格的に貯金も始めました。そして、2000年、8ヶ月間、アメリカに語学留学をしました。

帰国後、もとの職場に戻り、また仕事をしつつ、英会話学校で英会話を教えていました。それまでにも自分のレベルを知るためにTOEICを何回か受けており、その時点で私のTOEICのスコアはかなり高かったのですが、ただ、私は会社員ではなかったので、そのスコアをもっていても、仕事に結びつくわけでもなく、アルバイト程度に英会話を教えることしかできませんでした。もっと本格的に、英語を武器に、英語を使う仕事を得られる資格はないものかと語学雑誌を見ているときに、この通訳ガイド試験のことを知りました。国内唯一の語学に関する国家試験であり、この資格でお金をいただくことができる、この2点で私は「これだ!」「この資格をなんとしても取るぞ!」と決意しました。その後いろいろ調べてみて、ガイド試験に合格するには、英検一級、TOEIC930(だったかな?)くらいの英語力が必要だとわかり、英検1級は持っていなかったのですが、TOEICはそれ以上あったので、大丈夫だろうとたかをくくり、ただ、念のため、とある独学タイプの通信講座を受け(富士の通信とは全く違う、本当にただ教材がおくられてきて、問題を解いて、提出物を出すだけのもので、通信で勉強するなら始めから、まるで実際に学校に通っていて、授業に参加しているような臨場感たっぷりの富士の通信にしておけば遠回りしなくて済んだのに・・・と後悔してます。)、おととし受験しました。結果は不合格。これは簡単には受からせてはもらえないらしいとわかりました。そのあと、まずは英検一級をとったほうがいいのかもしれないと思い、英検の勉強をしました。一度に2つ以上のことをするのが苦手なので、その年は英検をとることにだけ集中し、そして、去年、とうとう富士通訳ガイドアカデミーの門をたたくことになったのです。

1次試験攻略法

入学して最初に私がしたことは、先輩方の体験談をくまなく読み、それぞれの方が1次、2次、3次対策としてされたことを書き出すことでした。勉強方法、使った参考書、そのほか心構えや長丁場に備えての気の持ち方など、参考にできることがたくさんのっていました。これは、みなさんにも是非お勧めいたします。もちろん、その全部をやらなくてもいいのです。ご自分にあった、「これならできそうだ」というものを実行すればいいと思います。勉強に疲れたときや、ほかになにかできることはないだろうかと思ったとき、もうダメかもと弱気になったときなど、この合格体験記は大変便利で、勇気づけてもらいました。体験記を読んで、多くの方が、単語力はあったほうがいいとおっしゃっていたので、まずは、単語から始めました。単語を簡単に覚えられる人なんてまずいない、これは繰り返しあるのみ、と私は信じていたので、入学して、テキストが届いてすぐ、授業が始まるまでの1ヶ月間、単熟語集と時事単語集をひととおり終えました。やり方は、みなさんご自分の方法があるかとは思いますが、私は単語編、熟語編、時事単語集を1日6ページずつこなしました。最初に知らない単語は辞書をひき、例文を見て、使えそうな言い回しや、同義語、反意語、別の品詞など、小さく単語の横に書き足しました。こうしてひと手間かけることで、その単語のイメージが出来上がりますし、いつでも、確認することができます。別のノートや単語帳に書いたりしないことで、電車の中や、ちょっと空いた時間に見られるというのも移動の多かった私にとってよかったと思います。単語は授業が始まってからも毎日このペースでチェックしていきました。多分、何十回と単語帳をめくったと思いますが、5回も同じ単語をみれば、だんだん覚えてきます。1日6ページといいましたが、翌日、前日分の単語を覚えているかどうかチェックして、覚えきれていないものは繰り越して、覚えるまでその翌日も、その翌日も…とチェックしていきました。ですから、最初が一番大変だった気がします。あとは、毎回の授業で単語チェックの時間に、自分の番ではなくても、すべての単語に口頭で答えられるように努めました。小テストにも時事単語と単語を答えるパートがあり、そこも常に答えられるようにしました。月に一度の単語コンテストも100点をとれるように頑張りました。70点以上とると景品をいただけるのですが、これが本当にうれしくて、私はまだ使わずにとってあります。単語力があるかないかが結構重要?と思っていたので、ブルーの単語集と黄色の時事単語帳は本当によくやりました。あと単語に関してしたことは、毎日、読売新聞と朝日新聞の社説を日英両方プリントアウトして、これもまた電車の中や、空いた時間に照らし合わせながら読んでいました。英語を読んで、自分ならどう訳すか考えながら、日本語を見る。本番では辞書なんて使えませんし、分からない単語も前後から判断するしかないので、この日英社説比較は大変ためになりました。2次、3次対策にもなっていたと思います。しかもここは時事単語の宝庫です。片っ端から、でそうな時事単語を抜き出していきました。あともうひとつ、黄色の単語帳を自分で増やしていきました。どういうことかというと、例えば、寿司ネタの種類。ほかにはないだろうかと考えて、「さんま」や「ふぐ」などを自分で加えました。こうして自分でもできることを少しずつ思いついたときにやっていきました。   予習復習に関しては、精読用英文をいただいたらまず、コピーして、ノートの左側に貼り、右側にすぐに訳してしまいます。時間があるときは全部。そうでないときはすこしずつ訳しました。あまり訳すことに時間はかけなかったと思います。決して適当にやったというわけではありません!きっちりやっていきました!が、先にも述べましたように、本番のことを考えて、なるべく早く訳せるように気をつけました。その後時間のある時に、見直して、もっと良い訳にならないか考える時もありました。授業では先生から訳すときのコツを盗ませていただきました。無生物主語の訳し方や、品詞にとらわれず訳してもいい、など学ぶことが非常に多かったです。復習は模試のためにのみしました。配点が15点と高かったのでしっかり復習し、毎回30位以内に入れるようにがんばりました。模試が難しくて毎回打ちのめされていましたが、この模試をあきらめずに受けることで、実際のテストが簡単にさえ感じられました。

2次試験攻略法

7月あたまに1次が終わって、9月半ばの2次まで、2ヶ月くらいあるとはいっても、8月末にしか1次の結果がこないので、なかなか勉強する気になれないのではないかと思っていたのですが、予想に反して、夏休みも3週間あり、学校も休みに入ったので、うまく気持ちを切り替えることができました。2次対策でしたことは、まず、合否がわかる8月末までに教科書を一度全部読み、模範解答を頭に入れたうえで、自分だったらどう答えるかをノートに書いてみました。ただ、書いたのはいいのですが、逆に書いたことで、「あの質問にはこう答えなくてはいけない」のように、へんな先入観のようなものが出来てしまったので、途中でやめました。そのかわりにテキストを常に持ち歩き、いつでもどこでも一問「即答」をしていました。声に出せる時はだして、電車の中などは、頭のなかで。結局実際の面接では、どんな質問がきても、答えなければなりません。答えるまでに15秒程無言だったり、I don't know. は御法度です。「わからない」という表情や態度をあらわす ことも。すらすら答えがでてくる質問に当たるとは限りません。ですから、どんな形であれ、「即答」できるように気をつけました。ちなみに、すぐに、答えを言えなくても、質問を繰り返してみるとか、Well, that's an interesting question. と言ってみるとか、その二つを言ってみるとか、答えを見つけるまでの時間稼ぎの方法も、この「ひとり一問即答」で身についたと思います。 合格通知を受け取ると本格的な2次対策が始まります。それまでも、何回か2次対策はあるのですが、2次面接までの4週間弱は本当に有り難く、こんなにしていただいていいのだろうかというかんじでした。毎日、朝、昼、晩と授業があり、追加料金なしで、何回出てもいいのです。ちなみに私はこの4週間弱、日曜の授業も含め計25日間、16日は出させていただきました。先生はネイティブになるのですが、本番を考慮して、いろいろな英語圏の出身者がおり、それぞれ発音に特徴がありますから、すべての先生の授業に出ておくと、自分の苦手な発音の面接官にあたってもおたおたせずに受けられると思います。先生方はそれぞれ、こうしたほうがいい、これはしないほうがいいというアドバイスを下さいます。それはどれもしっかりと心に留めさせていただきました。わざと早口でぼそぼそと質問をして、困った時の対処法に焦点を当てて教えてくださる先生もいれば、面接時における、身のこなし、気持ちの持ち方を教えてくださる先生もいらっしゃいます。どの先生も素晴らしいと思います。一つでも多くのことを吸収できるようにアンテナを張って授業に望むと、より2次面接合格に近付くのではないでしょうか。  2次対策用にあらたにそろえた本が二冊あります。 『日本タテヨコ Japan As It Is』学研 ¥1600  日本の文化、生活、社会などくわしく載っているのでお勧めです。ただし、ちょっとかための本なので、辞書代わりに使うといいと思います。 『しきたり UNFOLDING JAPANESE TRADITIONS』(株)アプリコット ¥1381+tax  この本は、日本に住んだことのある人、過去に住んでいた人、または日本に関心のある人(外国の方のみです)にアンケートをとって、外国の方にとって不思議に映る日本&日本人について、Q&A形式で回答解説しているという本です。  お恥ずかしいことに、日本で生まれ育っているにもかかわらず、日本の習慣やしきたりといったものをあまり気にしてこなかったので、これらの本はただ読んでいるだけでも楽しかったです。知識の補給、と同時に、いい息抜きにもなっていました。

3次試験攻略法

今だから言えることですが、2次面接、最悪でした。やってはいけない大失敗をしたのです。2回聞き直しても質問がよくわからなかったので、違うとわかっていながら答えてしまったのです。この大失敗には、私もあきれました。とにかく笑顔で、姿勢を正し、堂々と(した振りを)していたのがよかったのか、受かりましたが、面接が終わってから最後の3次試験までのあの気持ちといったら、言葉には表せない程いやなものでした。落ちたに違いないと思いつつも、一縷の望みに賭けて、勉強することのつらさ。しかも、日本の地理、歴史、一般常識と私の苦手な教科のオンパレード。「誰かのいやがらせか。試練か」と毎日ため息をつきながら、それでも最後まで精一杯やらないと後悔する、となんとか乗り切りました。  さて、私の3次対策は、まず、楽しそうな地理から始めました。白地図を何枚もコピーし、そこに、国立、国定公園を書き込み、番号をふり、別紙に、名前と「観光日本地理」とテキストに書いてあるそれぞれの公園の特徴を書いていき、それを全部覚えました。同様に、山、川、山地、山脈、盆地、平地、湖、さらに都道府県と県庁所在地、それに、昔の各都道府県の呼び名も白地図に書きました。 使った参考書は、 1.『社会科白地図』帝国書院 ¥825+tax 2.『地図で訪ねる歴史の舞台』帝国書院 ¥2000+tax 3. 旅行代理店からとりよせたパンフレット 2と3を一緒に見ると本当に自分が旅しているようで楽しいうえに、3は各地の見どころのポイントが写真つきでのっているので勉強にもなりました。2も、名産品など載っていていいですよ。地理の勉強はこれくらいで十分(といっても準備するのが結構時間かかって大変ですが)だと思います。これで、80点はとれるのではないでしょうか。  次に歴史ですが、歴史はまず、テキストにのっている一問一答を買ってきた単語帳に一問ずつ写していきました。歴史が得意な方はそんなことしなくてもいいのでしょうが、私は数学受験で高校一年のときから、地理歴史を捨てて勉強していなかったので、特に苦手な歴史には時間をかけました。範囲が広すぎるうえに、細かすぎて、どこをどう勉強していいのかわからなかったので、時間もないことですし、基本を押さえるようにしました。  写す際に、テキストの「これだけはおさえよう」の部分も自分で問題を作って単語帳に加えました。さらに、高校の歴史教科書を辞書代わりにつかって、確認をしたり、聞いたこともないような単語を調べたり、重要だと思われるものを発見したときにはそれも単語帳に加えました。次に、また白地図を使って、遺跡の場所と名前、特徴を書き込みました。広辞苑も大活躍です。百科事典もあるともっといいかもしれません。  文化史も必須ですので、コピーをして、常に持ち歩いて、覚えました。歴史は実に細かいところまで出るので、もともと得意なかたや、高校の教科書をしらみつぶしに読めて覚えられる方は高得点をあげられると思いますが、そうでない方は、最低限覚えなくてはならないところを覚え、時間があれば、高校の教科書の各時代の文化の部分を読むといいのではないでしょうか。試験直前にそれをやっていて、一問答えられましたよ!手ごたえとしては、なんとか65点くらいとれたのではないかと思います。(ほんとは70点とれていないとダメなんですが・・・)  最後に一般常識ですが、ここは私は半分くらいしかできていないのではないかと思います。はっきり言って新聞を読む以外、なにもしませんでした。普段から新聞をきちんと読んでいる方ならもっと得点できると思います。

後輩へのアドバイス

通訳ガイド試験は、英語がよくできるだけでは受からないとよく言われます。話せるだけでもダメ。範囲はあってないようなもの、と。これはその道のプロ、専門家の言うことをよく聞いて、最低限その通りにしたほうがいいと思います。入学する時に知念先生が「一生に一度くらいなりふり構わず真剣に勉強する時期があってもいいんじゃないか」とおっしゃっていましたが、その通りだと思います。この一年間はとても貴重でした。よく勉強し、英語力も格段に上がったと思いますし、自分の生まれ育った国、日本の生活習慣や文化、考え方など今まで考えたこともなかったようなことを考えるいい機会となり、日本人としての自覚をよりはっきりと感じることができ、大変満足しています。この勉強をするだけでも、非常に意義深いものがあります。きっと始めは大変でも、勉強することに慣れ、日本について、世界について知るうちに、楽しくなりますよ。ただ、1年がかりになりますので、めげそうになったとき、なんとなく勉強したくないとき、そんな時期を乗り切る方法を見つけた方がいいと思います。私の場合は、彼と話しをすることが息抜きだったのですが、その会話もためになりました。ためになったどころか、彼から聞かれたことがそのまま2次面接で聞かれました!!これにはびっくりしました。2次対策では「そんなこと考えたこともない」というようなことを聞かれたりするものですが、勉強の合間に彼と話しをしていて、「じゃあ、おちょこについて、説明してみて」といわれたことがありました。それが面接の最後の質問だったのです。そのほかにも、なかなか覚えられなかった、ulcerという単語に関して、「ulcerがあるさー」(笑)などと言って、覚えやすいようにしてくれました。自分では思い付かないようなことを得られるという点で、息抜きをしつつ、同時に楽しく勉強もできでいたのです。彼には本当に感謝しています。みなさんも、勉強に煮詰まったとき、身近にいる人と話をするだけで、得点や合格にむすびつくことがあるので、「息抜きなんてしてるひまはない!」と思ったときにこそほっと一息ついてみてください。

富士アカデミーのここを薦める

なんといっても、知念先生と、「これだけついててこのお値段!?」というありがたい授業料。知念先生がオリエンテーションで、1次試験にでる10問の時事単語に関してお話された時に、私は「きっと先生は『10問全部答えられるくらいじゃないと受からないよ』って言うんだろうなあ」と思って聞いていました。でも、先生は「これはですね、半分くらいできればいいですよ。」「あれっ?」とガクっと拍子抜けしました(笑)熱血!というかんじではないところに、「この先生だったら、一年間ついていける!」と確信しました。以前ほかの方の体験談を読んだときに、「知念教に入ったつもりでついていってください」とありましたが、まさにそのとおりだと思います。先生の丁寧で分かりやすい解説、精読用英文のトピックのあたらしさ、小テストのトピックも、もちろん今この瞬間に起こっている話題ですし、毎月の模擬試験もやりがいのある、すばらしいものです。授業に出られなくても振り替えのチャンスが多い時で4回もありますし、それでも出られない場合はテープも無料で借りることもできます。スタッフのみなさんもてきぱきと仕事をこなされていて、とてもかんじがいいんです。熟練のネイティブ講師陣、3次対策の山中先生も教え方がうまく、「一人でも多くの人にうかってほしい」という気持ちがこちらにも伝わってきます。ですから、そのうちに、自分のためだけではなく、先生方やスタッフのみなさんの期待に応えたいと思うようになりました。私も、これから富士に入学して通訳ガイド試験合格を目指すみなさんのお役に少しでも立てればと思って、書いてまいりました。随分長くなってしまいましたが、なにか参考になることがあれば幸いです。最後になりましたが、知念先生を始め先生方、スタッフのみなさん、ほんとうにありがとうございました。そして、これから受験されるみなさん、頑張ってください。


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