通訳ガイド試験合格者体験談-富士通訳ガイドアカデミー
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2002年11月開講受講生
2004年度通訳ガイド試験当校合格者

野田  憲一郎さん

1次英語攻略法
2次試験攻略法
後輩へのアドバイス
富士アカデミーの
ここを薦める
自己紹介
私と英語の縁は深い。小学校3年生の春(昭和21年)から6年間、NHKラジオの基礎英語を反復聴講、当時人気の平川碓一さんの英会話の英会話も聴講した。これで英語力の基礎ができた。会社生活40年は不思議にも国内関係の部署ばかりで働き、英語をビジネスで使う機会は殆どなかった。リタイア後、英語力の腕試しにTOEICを受けてみたら、1回で910点がとれた。そこで英語力を生かした仕事を捜したところ、通訳ガイドという仕事があることを知った。私自身地理や歴史は好きだし、旅行好きということもあり、これを仕事としてやってみたいという願望を持った。
1次試験攻略法
( 英語 )
初年度、某通信教育で1次対策を勉強した。過去問題集をやってみてビックリ!難しい単語の多いことに参った。努力はしたが不合格。ガイド試験の難しさを思い知った。

2年度、富士アカデミー11月開講に入学。一緒に学ぶ仲間がいると心強い。私の弱点は単語。単熟語集は反復して読むのが、年のせいかなかなか残らない。精読用英文の単語の方が頭に入りやすい。前後の文脈のためか、Newsweekを購読。読解力勉強で補強。小テストの英文和訳では「英語らしいコンパクトな表現」を覚える努力。しかし試験は不合格。

3年度、家庭の事情で殆ど勉強できず、駆け込みで勉強したが、準備不足で不合格。

4年度、1次に社会科も「3度目の正直」をも逃した身としては、最後の機会。これまでの経験で、単語はとくに時事単語を重点に勉強。英文に常に接する努力をした。1回だけ受けた模擬試験が思い通りの成績で、自信が出て来た。本試験では、苦手の単語が富士アカデミーの教材に収録されたものが多く、楽に解答。これに気をよくし、他の問題にも余裕を持って取り組んだ。結果おかげさまで1次突破。

( 社会科 )

社会科が1次試験に、しかも選択問題と聞いて「しめた」と思った。地理は昔から好きで、定番の国立公園も頭に入っている。これは模試で腕試しだけでOK.

一般常識は「知恵蔵」にざっと目を通した他、毎日ムック「戦後50年」(1995年発行)の年表をおさらいした。十分とは思えなかったが、「あとは自分の常識で行くしかない」と腹をくくった。

問題は日本史。高校でも選択しなかったので心細い。奈良時代までは知っていたが、それ以後は全く不十分。山川のテキスト要約版を3日で通読し、政治の流れを軸に、その背景にある文化史を頭に入れた。選択問題なので、細かい問題は運を天に任せ、大きな流れを誤らないように気をつけた。足利の個人名などはお手上げだった。総合的には、過去問題で出題傾向を把握してかかった。

2次試験攻略法
2次試験のポイントは「英語で考え、英語で対話すること」だと思う。従って、これは勉強というよりは慣れの問題だと考え、兎に角自分を英語の世界に毎日一定時間漬けてしまうようにした。

2次対策教材はよく読みこんで、これへの自分の感想や意見を英語で考えた。これは2次対策集中セミナーでの先生方とのキャッチボールに役立った。(Brian先生が、こちらの投球に投げ返されるボールはなかなかきつかったが、その場で英語を考えるいいトレーニングになった。)

卒業生は授業料免除という有難いご配慮もあり、英語にドップリと漬かる時間を長く持てたのは良かった。またその間に、会話の潤滑財としてのジョークやユーモアの大切さも学んだ。

後輩におすすめしたい2次対策は、従って、英語コミュニケーションの世界に漬かり、積極的に発言して対話を楽しむことだと思う。そうすれば本番で固くなっても、何とか切り抜けられますよ。

後輩へのアドバイス
合格後に知念先生に言われたことは、「今年のあなたは昨年までと意気込みが違っていた。」とのことだった。自分ではそれ程強く意識してはいなかったが、言われてみれば今年はそれまでよりも「合格」を強く心に抱いてかかっていたのだろう。第二の人生を有意義に過ごすために選んだ道、入り口を通過せねばどうにもならないという危機感があったのは確かだ。だから後輩の皆さんも、この高いハードルをクリアするためには、技術だけでなく、強い目的意識を持ってかかることが必要だと思う。

富士アカデミーのここを薦める
富士アカデミーのすばらしい処は、「面倒見のよさ」だと思う。知念先生のお人柄を反映し、暖かくてintimateな雰囲気があり、少人数クラスで先生と生徒の顔が見える関係、生徒同士の親近感が心地よい。卒業生としては、アカデミーの末長いご発展を祈る次第だが、それは昔流の単純な量(スケール)の拡大ではなく、特徴のあるキラリと光る存在として名声を高めていただくことかと思う。そのためには、私達卒業生もプロの名に恥じない仕事をして、母校に恩返しをしなければと思う。


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