こんにちは!
富士通訳アカデミーには1999年にお世話になりました。もう大分前のことになります。当時は2000年度合格を目指していました。その間に二人目の妊娠、出産を経験し、育児に追われながら勉強を進めて行くことのたいへんさを痛感したものです。
しかし、私はあきらめませんでした。
職場復帰をして、ただ一日の生活を回していくことのみに精力をかかげる毎日でしたが、少しずつ余裕もでき、とにかく細切れの時間を有効利用することに努めました。
こうしてやっと今回合格を手にすることができました。
私は学生時代は国語、英語がどちらかといえば苦手で、理系を選択したというのもそれが主な理由であったのです。
しかし、英語特に英会話は習得したい、という気持ちは常にありました。多分、小学生の頃海外旅行をした時、片言の英語が通じた時の嬉しさが忘れられぬ経験となっていたからだと思います。
いろんな英会話学校に通ううちに、「英語が使える」という能力を他の人に認めてもらうためにはやはり資格取得が必要であることを実感したのです。
そのような中、「英検一級」とこの「通訳ガイド試験」は私の恰好の目標となったのです。
8年程前に英検一級は合格しましたが、通訳試験ガイドの方はなかなか合格できませんでした。
その間に地元の通訳ボランティアに登録し、何度かアテンド通訳を経験するうちに、ますます通訳ガイドの免許を取得してもっといろんな仕事をしたいと思うようになりました。
通訳ガイド試験自体の改正等で試験日程の変更等振り回された気はしますが、毎日コツコツとあきらめずに勉強を続けたことが今回の合格をもたらしたのだと思います。
「Visit Japan Campaign」により、今後より多くの外国人の方が訪日されることが期待できる中、今回の合格を機に積極的に草の根レベルの外国人の方との交流に参加していきたいと思います。
■英語
私が富士通訳アカデミーで教材に関して思ったことは何もかも新鮮であるということです。精読用英文、小テスト、リスニング、模擬試験、全てがタイムリーなかつ、高尚な英文であり、本当に驚きました。
つい先日出たタイム等の記事をすぐ問題として取り入れられていることに先生の能力のレベルの高さを実感しました。
私が思いますに「精読用英文」というものが与えられた課題で一番とっつきにくくかつtime-consumingであり、特に通信生としては後回しになりがちだと思います。英語を勉強していくということの究極のゴールの1つには「タイム」や「ニュースウィーク」等が原文で読みこなせる力です。この力は通訳ガイド国家試験のみならず英検等あらゆる英語の試験を克服する為の共通のものです。
精読用英文を勉強することでこのようなオールラウンドの力をつけることができるのだという意識を常に持ち、忍耐強く読みこなすようにしました。
又、記事の内容がとてもタイムリーであり、その内容を理解できるようになることは自分の教養を向上さすことにもなりますし、さらには2次試験対策にも役立ちます。
二児の働く母親であることからとにかくたっぷりとまとまった時間を勉強にかけることはできないので、細切れの時間を活用しました。
進め方としては
(1) まず段落ごとにザーっと目を通す。
(2) わからない単語をcheckする。
(3) 段落ごとの大よその意味をつかむ。
といった感じです。
下線部分訳に関してはあきらめずに文の骨格を見つけて意味をつかむように努めました。
最初はチンプンカンプンでもだんだんわかってくるようになるのが自分でも不思議です。
コツコツコツコツ・・・あきらめないでゴール目指して頑張ることだと思いました。
■社会科
私が受講していた頃は三次対策として社会科に関しては授業の一環として触れられていました。
富士アカデミーの授業ではA3の両面にびっしりと地理、歴史、一般常識のメインポイントがコンパクトにまとめられており、要点把握にとても役立ちました。どこから手をつけてよいかわからない状態の中、このA3ノートはいつも身につけて繰り返し見直し、「これだけは頭に入っているんだ。」と自信をつけ、これに肉付けをしていく形で勉強を進めました。
1次試験合格発表後2週間余りしかありません。又、私の場合、共に勉強する仲間もいなくて独走でラストスパートを果たさねばなりませんでした。
このような精神的・肉体的プレッシャーの中、とても嬉しかったのが知念先生のお言葉でした。
20枚余りの模範スピーチと共に送られて来た「やるだけのことをやり、そして自分を信じよ。」という内容は私の胸にガーンと響きました。
何をどの程度やるのかさっぱり見当もつかず、あせりまくっていた時でありましたので、じっくり1つ1つの予想される質問をまず自分で考え、ノートに書き下ろし、模範解答及び自分の考えを簡単にスラスラと言えるよう努めました。
毎日毎日ただひたすら自問自答する…。このようにして過ごしてきました。
こうして少しずつ用意したトピックについて実際の試験さながらの形式で集大成できた直前2次対策クラスは本番同様の緊張感の中、本当に有意義でした。1次対策に合格された方々と少し会話もでき、模擬面接テストも何度か実施していただけました。
岐阜から新幹線で大阪まで行き丸一日缶詰め状態でしたが参加したことが合格への1歩を大きく踏み出したと確信しています。
(1) Don’t be nervous
(2) Be passion
(3) Easy English
先生に教えていただいたこの3フレーズを頭に、実際の試験にのぞみました。
「富士アカデミーを信じてひたすらがんばる!」ことではないでしょうか。
私は特に通信生でしたのでいろんな誘惑も多く、挫折も何度もありました。自分ではできたなと思って不合格になったことを何度も経験しました。もうだめかなと思ってあきらめかけたこともありました。しかし、今途中であきらめたら今まで頑張ってきたことはどうなるんだ、と考えました。そうして少しずつでも歩んで行こうとしたのです。
はっきり言って優しい試験ではありません。
でも1度トライを決心したのであれば絶対あきらめないで欲しいです。
ちゃんと富士アカデミーはfollowしてくれます。卒業後までもずっと…。
- とにかく教材がタイムリーであること。
- いついつまでも生徒を大切にしてくれる。
- 授業料が格安であること。
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